Geisha Hunter

世界でいちばんおいしいコーヒーを探す仕事

ゲイシャハンターとは、17世紀から20世紀の列強諸国が植民地のプランテーション農業で交易するための農作物を繁殖させるために有用植物を探し獲得する職業プラントハンターを夢見て、鈴木太郎はコーヒーの産地のコーヒーが集まるところに盛んに出向き、良いコーヒーがあればあらゆる手段で手に入れる。2000年より本格的に日本人のコーヒー屋として農業を生物学として捉えコロンビアの大地で新品種を育て、コーヒーを工業製品として捉え、売り場や生産流通まで一貫した自分の欲しい価値あるコーヒーの流通の成立を目標とした現代のプラントハンター太郎。

コーヒーの世界でいちばんおいしいコーヒーに極限まで近づく仕事。
コーヒー屋に生まれ、コーヒー屋で働き、コーヒーを植え、コーヒーを育て、コーヒーを探し、コーヒーを依頼して、コーヒーを運び、コーヒーを焙煎加工して、コーヒーを学び、コーヒーを売り、コーヒーを抽出し、コーヒーを研究し、コーヒーを配る。

ボクが、みなさんに提供できる「しあわせ」はコーヒーのおいしさを通した満足なのかもしれないと思ったのが30歳で、そこからおいしいコーヒーで「しあわせの共有」をしている。おいしいコーヒーを手に入れる力、おいしいコーヒーを再現する力、それらの願いや執念を文字化してお伝えしたい。

ゲイシャコーヒー
現代のコーヒーの世界でいちばん価値が高いコーヒーは「ゲイシャ」というコーヒーで、ブルマンより、ハワイコナより高価だった。動物のうんこのコーヒーで有名なルワックコーヒーより、どれよりコーヒーの香りと甘みが強いので、本質的にコーヒーとして飲んだ味の価値が高いとボクは思っている。

ボクは価格は価値のバロメーターだと信じている。近年(2021年や2022年)のコーヒーオークションで最も価格が高かったコーヒーは、パナマゲイシャに特化した品評会で優勝したもので原材料費だけで1杯1万円する。

「パナマ・ゲイシャ」という高級コーヒーに特化した、パナマのコーヒーの品評会*でコーヒーを審査する鈴木太郎。
(*Best of Panama というコーヒー品評会)

バリスタとコーヒーの価値

コーヒー農園経営

東京農大農学部農学科果樹園芸学研究室

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