世界でいちばんおいしいコーヒーを探す仕事

コーヒーの世界でいちばんおいしいコーヒーに極限まで近づく仕事。
コーヒー屋に生まれ、コーヒー屋で働き、コーヒーを植え、コーヒーを育て、コーヒーを探し、コーヒーを依頼して、コーヒーを運び、コーヒーを焙煎加工して、コーヒーを学び、コーヒーを売り、コーヒーを抽出し、コーヒーを研究し、コーヒーを配る。
ボクが、みなさんに提供できる「しあわせ」はコーヒーのおいしさを通した満足なのかもしれないと思ったのが30歳で、そこからおいしいコーヒーで「しあわせの共有」をしている。おいしいコーヒーを手に入れる力、おいしいコーヒーを再現する力、それらの願いや執念を文字化してお伝えしたい。
ゲイシャコーヒー
現代のコーヒーの世界でいちばん価値が高いコーヒーは「ゲイシャ」というコーヒーで、ブルマンより、ハワイコナより高価だった。動物のうんこのコーヒーで有名なルワックコーヒーより、どれよりコーヒーの香りと甘みが強いので、本質的にコーヒーとして飲んだ味の価値が高いとボクは思っている。
ボクは価格は価値のバロメーターだと信じている。近年(2021年や2022年)のコーヒーオークションで最も価格が高かったコーヒーは、パナマゲイシャに特化した品評会で優勝したもので原材料費だけで1杯1万円する。

(*Best of Panama というコーヒー品評会)